【雷神ステージ】西川貴教
2025.09.20(土)
「イナズマロックフェス2025」DAY1、定刻の17:00に登場したのは西川貴教。
2018年から本名名義での音楽活動を本格始動させ、2019年3月に1stアルバム「SINGularity」、2022年8月に2ndアルバム「SINGularity II -過形成のprotoCOL-」、2025年2月に3rdアルバム「SINGularity III -VOYAGE」をリリース。
最新鋭のロックサウンドを追及しつつ、いちヴォーカリストとして自由で柔軟なスタンスで歌の可能性を改めて追及している。
冒頭のSEにバンドの生演奏が融合していき、インストゥルメンタルナンバーのようなライブ感溢れるサウンドに乗って西川が登場。
会場のテンションが一気に上がっていく。
抜群の斬れ味を持つ痛快な「Never say Never」を叩きつけたあとは、続けて「BREACH」へ。
アルバム「SINGularity III -VOYAGE」の楽曲が収録順に演奏されたことで、現在の“TNNKサウンド”の熱量が明確に伝わってくる。
その後のMCでは、これまで開催してきた「イナズマロック フェス」への想いを語りつつ、Nobelbrightのギタリスト・沖 聡次郎をステージへ呼び込む。
彼の音楽人生において「イナズマロック フェス」が重要な転機となったことはNobelbrightのレポートでも記したが、そうした歴史を踏まえつつも、西川と沖は今年の5月に大きなコラボを実現させている。
西川貴教7thシングル「HEROES」は、作詞を西川貴教が担当し、作曲を沖聡次郎が書き下ろした楽曲。
“きっとあなたも誰かのヒーロー”という想いは、西川と沖、そして「イナズマロック フェス」での経験を含んだ物語と夢を感じずにはいられない。
「他の場所でも生演奏する機会はあったが、二人で一緒に演奏するために温存していた」と語った西川だが、沖の表情を見て思わず感極まる。
15歳のときに「イナズマロック フェス」で西川貴教を見て「こんな風に音楽で人を喜ばせたい」と衝撃を受けた少年が、数年後、バンドとしてそのフェスに出演した上で、本人に楽曲を書き下ろし、一緒に演奏する。
これだけ奇跡の連続ようなストーリーを誰が実現できるだろうか。
間違いなく「イナズマロック フェス」というフェスの軌跡と奇跡を目撃した夢のような瞬間だった。
その後は、西川貴教が公式PR大使を務める「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」非公式テーマソング「響ケ喝采」を披露。
非公式とはしつつもスポーツシーンの映像をふんだんに使ったイメージビデオも制作するなど、これでもかと言わんばかりの情熱と激励が込められたナンバーだ。
そして、2024年に映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の主題歌として西川貴教 with t.komuro 名義でリリースし、絶大な支持を獲得した「FREEDOM」。
1988年発表のTM NETWORKの名曲「BEYOND THE TIME -メビウスの宇宙を越えて-」のカヴァーを続けて披露。
言うまでもなくこの曲は、劇場版「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」のエンディングテーマ曲。
この2曲が続けて演奏されることは、西川貴教、そしてガンダムの歴史の中でも深い意味を持つ。
「やっぱり最高な時間が過ぎるのは早い…だから、最後にこいつらと一緒に!」と叫ぶと、ステージ上にはSo & Minami (Fear, and Loathing in Las Vegas)が登場し、「SINGularity III -VOYAGE」収録のコラボナンバー「Energy Overflow」へ。
最後には「イナズマロック フェス 2025!まだまだ最後まで暴れるぞ!」と叫び、熱狂のステージを終えた。











【SET LIST】
01 Never say Never
02 BREACH
03 HEROES (with Nobelbright 沖 聡次郎)
04 響ケ喝采
05 FREEDOM
06 BEYOND THE TIME -メビウスの宇宙を越えて-
07 Energy Overflow (with Fear, and Loathing in Las Vegas So & Minami)
Takanori Nishikawa Official Website
https://www.takanorinishikawa.com/