【雷神ステージ】EBiDANソイヤ！イナズマスペシャル

Day3の雷神ステージ、最初のACTは「EBiDANソイヤ！イナズマスペシャル」。

EBiDANはスターダストプロモーションに所属する新人・若手男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団、演劇集団。「恵比寿学園男子部」の略称。今回は、2023年3月31日に各グループが集結する形で動画公開された「前略、道の上より」にちなんで、EBiDANソイヤ！イナズマスペシャルという特別編成での出演となる。この日の出演メンバーは「ONE N’ ONLY」（EBiSSH、さとり少年団（SBC）の2グループから結成。EIKU、TETTA、REI、HAYATO、KENSHIN、NAOYAの 6人組）と、「原因は自分にある。」（2019年7月7日のデビュー。大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤潤、杢代和人、吉澤要人の7人組」。当初の予定では、ダンスボーカルグループ「BUDDiiS」の参加も発表されていたが、直前にメンバーの4名がインフルエンザと診断を受けたため、やむを得ず出演見送りに。13人による「EBiDANソイヤ！イナズマスペシャル」のステージが行われた。

グループ紹介を兼ねた映像演出のあと、登場SEに続き始まったのは「前略、道の上より」。オリジナルは1984年に時代を席巻した一世風靡セピアによる楽曲だが、EBiDANバージョンではサウンドとアレンジ、ダンスのキレが原曲の持ち味を残しながらも全面的にアップデートされ、極上のトラックに仕上がっている。

「イナズマロックフェス楽しんでいますか！残念ながらBUDDiiSが出演できなくなってしまったわけですが、ONE N’ ONLYと原因は自分にある。の2組でEBiDANソイヤ！イナズマスペシャルがトップバッターとしてめちゃくちゃ盛り上げたいと思います！」

ここからは、各グループのオリジナル曲を順番に披露していく。まずはスーツできめた「原因は自分にある。」の7人がパフォーマンス。一度聞いたら忘れられない強烈なインパクトのグループ名であるが、それは楽曲も同様で、中毒的なポップ性を持ちながら随所にポストロックを感じさせる複雑なアレンジとフレージングが多用されていて幅広い音楽ファンに刺さる要素が詰め込まれている。

続く「無限シニシズム」はミドルなビートのROCKサウンド。こちらも歌とダンスの華麗さに負けないほど凝りまくったトラックメイクが印象的。「原因は君にもある。」では、明るくハネた軽快なリズムにメンバー全員のしなやかなダンスが絡み合う。

5曲目では「原因は自分にある。」に変わって「ONE N’ ONLY」の6人が登場。彼らはTikTokのフォロワー数は日本人音楽アーティストの中でもトップクラスとなっており、国内に限らず世界中のユーザーに楽曲を使用されている。この日のストリート感覚の強い、鮮やかな衣装で「YOUNG BLOOD」をパフォーマンス。緩急の効いた楽曲とメンバーの歌唱スタイルの違いが絡み合い、多面的な魅力を打ち出していく。

「OK！まだまだ盛り上がっていくぞ！」という煽りに続いてギターサウンドも効果的に使った「OPEN」を披露、「EVOL」では印象的なサビの繰り返しでは、オーディエンスを巻き込んで盛り上がっていく。

次の曲では、再び「原因は自分にある。」のメンバーもステージに登場し、計13名で「Step Up」を披露。この曲では全員タオルを手に持ち、サビで振り回しながら会場を一つにする。

「最高の盛り上がりをありがとう！後ろの方も、前の方も全部見えています！最後はもう１度、この曲を歌ってみたいと思います！みなさん…ソイヤ行けますか！」

再び披露された「前略、道の上より」で最高の熱狂を作った後にはHAYATOが代表してMCを行う。

「今日はありがとうございました！また、このステージにEBiDANとして、そして各グループでも戻って来たいと思います！」

今回のために特別に編成された「EBiDANソイヤ！イナズマスペシャル」のLIVE。限られた時間ながらそれぞれのグループの個性、各メンバーが持つ才能に無限の可能性を感じずはいられない圧巻のステージだった。

【SET LIST】

1 前略、道の上より（EBiDANソイヤ！イナズマスペシャル）
2 原因は自分にある。（原因は自分にある。）
3 無限シニシズム（原因は自分にある。）
4 原因は君にもある。（原因は自分にある。）
5 YOUNG BLOOD （ONE N’ ONLY）
6 OPEN（ONE N’ ONLY）
7 EVOL（ONE N’ ONLY）
8 Step Up（ONE N’ ONLY＆原因は自分にある。）
9 前略、道の上より（EBiDANソイヤ！イナズマスペシャル）