【雷神ステージ】FANTASTICS

EXILEを兼任する世界・佐藤大樹をリーダーとし、パフォーマー集団として2016年12月結成。「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」で約3万人の応募者の中から勝ち上がった八木勇征・中島颯太の加入により新生 「FANTASTICS」が誕生。2018年12月のデビュー以来、順調にステップアップを重ね、映画やドラマ・舞台で主演を務めるメンバー、バラエティ番組に出演するメンバーもいるなど、マルチな才能を兼ね備えた注目のダンス&ボーカルグループである。

メンバーは、世界(パフォーマー、リーダー)、佐藤大樹(パフォーマー、リーダー)、澤本夏輝(パフォーマー)、瀬口黎弥(パフォーマー)、堀夏喜(パフォーマー)、木村慧人(パフォーマー)、八木勇征(ボーカル)、中島颯太(ボーカル)の8人。

滋賀県知事・三日月大造氏の開会宣言直後、FANTASTICSの登場を告げるアナウンスが響き渡ると、会場からは歓声と拍手が沸き、その人気と注目度が伺える。オープニングを飾ったのは、今年8月にリリースされた彼らの新曲「Tell Me」。グルーヴ感漂うパワフルなダンスポップサウンドにのって、軽快にステップを踏むパフォーマー。八木勇征と中島颯太のツインボーカルが冴え渡り、スピード感あふれる楽曲で会場の熱気は上昇。

“イナズマロックフェス Are You Ready？まずはみなさんの声を聞かせてください‼もっとひとつになっていきましょう”

会場とのコール＆レスポンスを交わしながら誰もが知る名曲「Choo Choo TRAIN」へ。９０年代にヒットした原曲は、ZOOからEXILEへ。そしてFANTASTICSへと引き継がれ、FANTASTICSらしい華やかなアレンジとなっており会場の反応も大きい。優しく包み込むような中島颯太の歌声と八木勇征の力強いハイトーンボイス、そしてパフォーマーによる変幻自在なダンスパフォーマンスで花を添えた。

「踊れるロック」をテーマにした「DIVE」では、ロックとダンスミュージックのハイブリッドなサウンドを披露。ツインボーカルの透き通った声と、パフォーマーの見せ場であるアクロバティックなダンスが目まぐるしく舞い、短時間で会場を掌握し完全にイナズマの心を掴んだ様子だ。

さらに、ラブソングをアッパーに歌い踊る「Can`t Give You Up」、リズムに合わせて会場とクラップを刻んだ「VICTORY」で畳みかけ、ギターのイントロが印象的な「M.V.P.」では目まぐるしくエモーショナルなダンスパフォーマンスで魅了。笑顔を浮かべながら披露する8人の表情は、余裕さえ感じる。

ラストの「ギリギリRide it out」では、再び高いパフォーマンス力と、FANTASTICSのチーム力を見せつけ、日々進化するFANTASTICSの極上のショータイムが終了。最後まで歓声と拍手が鳴り止まなかった。

<SET LIST>
1.Tell Me
2.Choo Choo TRAIN
3.DIVE
4.Can`t Give You Up
5.VICTORY
6.M.V.P.
7.ギリギリRide it out