雷神ステージ2組目のACTは日向坂46。

「イナズマロック フェス」には初登場となるが、秋元康プロデュースにより“けやき坂46”として活動をスタートしたのは2015年。今年2月に現在の“日向坂46”と表記を改め、3月27日にシングル「キュン」でデビューを果たした。爽やかで可憐な印象の強いものの、結成から現在までの活動を振り返ると、すでに全国ツアー、代々木第一体育館での単独公演、武道館公演3daysなどいくつもの大舞台を経験しているフレッシュながら精鋭ぞろいのグループである。

最初に披露されたのは2ndシングル「ドレミソラシド」。軽やかなメロディと歌声、清涼感あふれるフォーメーションダンスでステージを一瞬で日向坂の景色に染めていく。

続く「キツネ」は、ファンキーなノリを持ったナンバー。歌詞やフリにも“キツネ”を連想させる要素が随所に織り込まれているユニークな楽曲だ。

「はじまりました！イナズマロック フェス！楽しんでますか～？！私たちは3月にデビューしたばかりのグループなんですが、私たちを知ってる人もそうでない人楽しませていきたいと思っています！」

「そして、この場所を作ってくれた西川さん、ありがとうございます！重要なトップバッターしっかり努めたいと思います！！」

続く3曲目の「JOYFUL LOVE」は、日向坂が持つメロウな一面が知れるナンバー。この振れ幅からもグループと各メンバーが持つ広い表現力が垣間見ることが出来る。

「みなさん、このステージの横から見えるのは…そう琵琶湖です！実は、先ほど披露した私たちの2ndシングル「ドレミソラシド」という曲をリリースする時に、ヒット祈願として琵琶湖をドラゴンボートで横断したんです！そんな思い出の場所にまたこうして戻って来れて嬉しいです！」

続いて披露されたのは「キュン」。楽曲の振り付けが“キュンキュンダンス”としてTikTokでも話題になった記念すべきデビューシングル。最後の曲「NO WAR in the future」では、軽快なダンスと同時に確かなメッセージ性を伝える、愛と気迫が込められたパフォーマンスを見せた。

「イナズマロック フェス2019」出演後の9月26日には、さいたまスーパーアリーナで過去最大級の単独公演「日向坂46 3rdシングル発売記念ワンマンライブ」を開催する日向坂46。デビュー以降、止まることなく大きな舞台へ挑戦し続ける彼女たち。より進化を遂げ、また「イナズマロック フェス」に戻ってきてほしい。

◆SET LIST◆

1.ドレミソラシド

2.キツネ

3.JOYFUL LOVE

4.キュン

5.NO WAR in the future

◆INFORMATION◆

https://www.hinatazaka46.com/