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【雷神ステージ】和楽器バンド

2018.09.22 (土)

2014年、ボーカロイドの「千本桜」をカバーしたのをきっかけに一躍注目の的となり、幅広い世代から支持を得ている和楽器バンド。

 

「日本人にしかできない表現音楽エンターテインメント」を掲げ、国内だけでなく海外でも注目の的となり、鮮やかな和服に身に包み、その名の通り和楽器を中心とした演奏で日本のロックシーンに一石を投じた8人が雷神ステージに登場。

ステージに置かれた巨大な和太鼓が見るものを圧倒し、どんなステージングを見せてくれるのか期待が高まる。

 

 

一曲目に披露された「千本桜」から、バンドの真骨頂である洋楽器と和楽器が絡みつき、体験したことがないようなサウンドに衝撃が走る。

元々はボーカロイドの曲だが、和楽器バンドがカバーすることで華やかさが数段アップ。

「雪影ぼうし」では繊細さと豪快さがマッチし、絶妙なバランスを生み、激しい楽曲にも心地良さが伝わってくる新感覚は最大の武器ともいえる。

 

「イナズマロック フェス、今年10周年ということでおめでとうございます!昨年出演予定だったんですが、京都まで来てたんです。

京都で中止を知って、また今年西川さんに誘っていただいて特別な想いで来ました」

 

昨年「イナズマロック フェス 2017」2日目の雷神ステージにラインナップされていたが、台風のため出演が幻となり、昨年の雪辱を晴らすため滋賀まで駆けつけてくれた。

 

 

会場からの拍手に包まれ、その空気に乗って「オキノタユウ」へ。

 

広大な琵琶湖が広がるローケーションに壮大なスケールの曲が響き、鈴華ゆう子(Vo)の美声と蜷川べにの津軽三味線が雷神ステージに

ゆったりとした空間を作り上げている。

 

緩急が効いた楽曲群に会場は制圧され、日本人の誇りさえ感じる、まさに和楽器バンドでしかできないパフォーマンスだ。

 

来年1月には、さいたまスーパーアリーナにて新年恒例「和楽器バンド 大新年会2019」の開催が決定している。

 

【SET LIST】

1. 千本桜

2. 雪影ぼうし

3. オキノタユウ

4. Drums 和太鼓バトル

5. 起死回生

6. 細雪