雷神ステージの左右に設置されてる大型ビジョンに「NEXT ARTIST 欅坂46」と映し出されると、会場は大きな歓声に包まれ、期待と興奮が入り混じった異様な空間となった。

歓声が鳴りやまぬまま、オープニング映像となる欅坂46の紹介VTRが流れ、ステージの幕が開くと、深紅のドレス衣装を身にまとった欅坂46の姿が！
デビュー曲となる「サイレントマジョリティー」からスタートした。

クールな表情とダンスパフォーマンスでオーディエンスの熱気も一気に最高潮に達し、早速イナズマを制圧している。

立て続けに「二人セゾン」を披露。
表現力豊かなダンスで、楽曲と歌詞の世界観を作り上げる姿はお見事。
目まぐるしいフォーメーションダンスで攻めたて、センターを張る平手友梨奈のアイドルを超越した存在感は一際目を引く。

長濱ねるが、西川貴教に向けて、記念すべき10回目のイナズマのステージに参加できたことに感謝の言葉を述べると、クライマックスに向けてトップギアへ。

「風に吹かれても」では、ステージを上手から下手まで所狭しと駆け回り、すべてのオーディエンスを高みに導き、大きな一体感を作り上げた。

移動と動きの多いダンスではその豊かな表現力が開花し、研ぎ澄まされたパフォーマンスを感じさせる。

今年の夏は全国ツアー(5ヶ所11公演)を開催し、また一つグループの成長を遂げた欅坂46。
その勢いをイナズマの雷神ステージでも見せつけた。

【SET LIST】
1.　サイレントマジョリティー
2.　二人セゾン
3.　風に吹かれても
4.　危なっかしい計画
5.　アンビバレント