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【雷神ステージ】Fear, and Loathing in Las Vegas

2024.09.21 (土)

2008年結成以来、型にはまらない独創的な音楽性で覚醒し続ける新世代ロックモンスター。
激しいサウンドとエモーショナルなハイトーンボイスを軸に、テクノ、メタル、スクリーモ、ダンスなどの要素を詰め込んだ完成度の高い楽曲で、多くのリスナーを魅了し続けるFear, and Loathing in Las Vegas。
So(Vo)、Minami(Vo)、Taiki(Gt)、Tetsuya(Ba)、Tomonori(Dr)の5人が、今年も雷神ステージに帰ってきた。
登場SEと共にステージに現れた5人は、所狭しとやんちゃに駆け回り、「さぁみんなで楽しいライブやっていこうぜぇぇ~!」とSoの号令と共に「Return to Zero」で幕開け。

彼らの登場を心待ちにしていた会場からはハンドクラップが鳴り響き、イントロから終始バキバキのトランスサウンドで突っ走る。
Minamiがリズミカルにシャウトし狂気的な表情で会場を煽り、Soのダンスも冴え渡る。
さらには、ライブでの定番曲「Virtue and Vice」へとなだれ込み会場をカオスに落とし込む。
刺激的なヘビーサウンド、さらにはダンサンブルなものまで容赦なく五感に襲いかかってくる。

「次は、最もフィジカルで、最もプリミティブで、最もハイテンションな曲、やっちゃってもいいですか!?」
と言って披露された「Rave-up Tonight」では、その言葉通りMinamiがステージを下りオーディエンスと最も近い距離へ移動し、これでもかと煽りまくる。
今年6月に配信されたばかりの新曲「Fist for the New Era」、さらには「Let Me Hear」でオーディエンスのボルテージをさらに高めていった。

MCでは、「今年もイナズマロック フェス呼んでいただきホンマにありがとうございます!毎年言ってるような気がするんですけど、今年も西川兄貴めっちゃ良い匂いしました(笑)」「さっきね、トイレ行ったんですけど、めっちゃ良い匂いしたから西川さん自分の前に使っていたなと。トイレまで良い匂いにしてくれてありがとうございます!」
とバックヤードでのエピソードを語ると、会場は笑いと拍手に包まれた。

イントロからハンドクラップでスタートするダンスチューン「Party Boys」でライブは後半戦へ突入。
EDMテイストなサウンドとラップパートで高揚感を与え、SoとMinamiも全身全霊で踊りまくる。
ラストを飾る「MassiveCore」では、オリジナリティ溢れる振り付けと刺激的な演奏でイナズマを独り占めにした。

なんでも取り入れる柔軟な音楽性と圧倒的なステージングは、どこまで進化し続けるのか。
イナズマを通して、いつまでも注目していきたいと感じるステージとなった。

<SET LIST>

01「Return to Zero」
02「Virtue and Vice」
03「Rave-up Tonight」
04「Fist for the New Era」
05「Let Me Hear」
06「Party Boys」
07「MassiveCore」

LINK:https://lasvegas-jp.com/