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【雷神ステージ】T.M.Revolution

2024.09.21 (土)

DAY1のトップバッターはT.M.Revolution。
開会宣言を鮮やかに彩った近江高等学校吹奏楽部のファンファーレの演奏が残る中、バンドの演奏が重なっていく。
音に合わせてステージ中央の緞帳がせり上がっていくと西川貴教が登場し、「会いたかったぞ、イナズマ!」と叫ぶ。
そのまま演奏されたのは、ヘヴィなサウンドの「HOT LIMIT」。
初っ端から全速力で飛ばしていく。

近江高等学校吹奏楽部も91人の部員がオリジナルアレンジのアンサンブルで加わり、この日だけのスペシャルな演奏を披露。
音だけではなく、青と白と黒で揃えられた衣装も鮮烈。
リズムに合わせたダンスやステップも素晴らしく、エンタテインメント性の高いパフォーマンスに魅了される。
演奏がテンポアップしていくとそのまま「WHITE BREATH」へと突入。
吹雪のイメージが強い楽曲ではあるものの、疾走感は野外フェスとの相性抜群。
ハンドクラップの一体感も格別だ。

「改めてご紹介しましょう。近江高等学校吹奏楽部です!これこそイナズマ!地元のフェスだから実現できました。本当にありがとう!」
と満面の笑みで紹介し、91人の若き仲間たちを拍手で送り出した。

「この日が来るのをどれだけ待ち望んだか。今年で16回目。このフェスを始めたのが昨日のことのような感覚です。まさか16年続くとは思いませんでしたが…これもすべて、集まってくれた一人ひとりのおかげです。今までのすべてが今日につながっています。そして願わくばこのイナズマをこれからも続けていきたいと…強く願って!」

そんなMCに続いて披露されたのは「INVOKE -インヴォーク-」。
現在でもLIVEで欠かせない楽曲のひとつだが、連続して披露されたナンバーも「ignited -イグナイテッド-」、「Meteor -ミーティア-」とTVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズに縁の深い楽曲。
2024年は「機動戦士ガンダムSEED」シリーズにとって特別にメモリアルな年であり、心憎い選曲に歓喜の声が上がる。

その後のMCでは、「どうよ、この景色。最高以外たとえる言葉がない。なんでも台風14号が90度に角度を曲げてこっち側に向かっているそうですが…ようするに台風さえもこの会場に来たくてしょうがないってことでしょう!」と盛り上げる。

6曲目に披露されたのは、2004年発表のシングル「ignited -イグナイテッド-」のカップリングナンバーだった「夢幻の弧光」。
心憎い選曲に歓喜の声が上がる。
ノンストップのまま「イナズマはお前らのイベントだろ?」とオーディエンスを煽りながらラストナンバーへ突入。
演奏されたラストナンバーは「Zips」。
すべてのパラメーターを限界ギリギリまで追求するような超絶技巧の応酬に、心配された天候を気にする余裕すらないまま酔いしれる。
圧倒的でポジティブなエネルギーを放出しながら全開で走り切った、手加減なしのT.M.Revolutionであった!

<SET LIST>

01「HOT LIMIT」
02「WHITE BREATH」
03「INVOKE -インヴォーク-」
04「ignited -イグナイテッド-」
05「Meteor -ミーティア-」
06「夢幻の弧光」
07「Zips」

LINK:https://www.tm-revolution.com/