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【DAY2・雷神ステージ】Vaundy

2022.09.19 (月)

2019年から活動を始め、音楽シーンに彗星のごとく現れたシンガーVaundyが「イナズマロック フェス」初参戦。YouTubeへの楽曲投稿をキッカケに類いまれなる音楽センスがSNSを中心に話題となり、YouTube、サブスクリプション トータル再生数が20億回を突破。CM、ドラマなどのタイアップ曲にも起用され注目を集めている


登場SEが流れてくると、会場からは大きな拍手が沸きその期待値が高いことが伺える。バンドセットが組まれたステージにゆっくりと現れたVaundy。Vaundyの知名度を上げるキッカケとなった代表曲「不可幸力」からスタート。ラップ調のメロディとキャッチ―なメロディが印象的。バンド演奏のおかげか、その音に厚みが増し、いつも耳にするより新鮮に聞こえてくる。「踊ろうか」と言って披露された「踊り子」では、グルーブを変幻自在に操りオーディエンスを魅了。さきほどまで、THE ORAL CIGARETTESが演奏していた同じ空間とは思えない、ゆっくたりとした時間が流れる。これまで開催した2度のワンマンライブは全てソールドアウトし、作詞作曲もこなすマルチな才能はライブでもいかんなく発揮されている。MCを挟みドロップされた「恋風邪にのせて」「napori」では、計り知れない楽曲のスケール感とクオリティの高い歌唱力で、どんどんVaundyワールドへと引きずり込む。せつないラブソングを優しくも儚く歌い上げ、独自のグルーヴ感は、どこを切ってもVaundyという感じだ。TVアニメ「王様ランキング」第2クール オープニングテーマとなった「裸の勇者」は、自然とストーリが目に浮かんでくるような聞き手の想像力を刺激するナンバー。Vaundyの楽曲の中では、ロック調のナンバーだが、その囁くような歌声は耳障りがとてもよく、すべて吸い取られそうになる。「不可幸力」に次いでブレイクのキッカケとなった「東京フラッシュ」では、ファンクテイストの演奏をバックにじっくり優しく歌い届け、この曲を待ち望んでいたオーディエンスは、その手を大きく天に伸ばす。「今回は、急に西川さんに呼んでもらって本当にビックリしました。ありがとうございます。」ここからラストスパートだとばかりに放たれたのは「花占い」。繊細な歌い出しから徐々にギアを上げていくダンスナンバーで会場の熱気をさらに上げていく。

「まだまだ元気そうだな?一瞬だけでも楽しもう。ありがとう本当に」いよいよライブはクライマックスに突入。Vaundyのロックセンスと、どこか人懐っこさが感じ取れるナンバー「怪獣の花唄」へ。突き進むビートを軸に、思わず口ずさみたくなる印象的なサビ。ステージから放たれるVaundyのエネルギーに会場ではハンズアップが咲き、初出演とは思えない、終始落ち着いたステージでイナズマを盛り上げ、その存在感を大きく示した。

<SET LIST>
1.不可幸力
2.踊り子
3.恋風邪にのせて
4,napori
5.裸の勇者
6.東京フラッシュ
7.花占い
8.怪獣の花唄

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