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【DAY2・雷神ステージ】打首獄門同好会

2022.09.19 (月)

続いて登場したのは打首獄門同好会。2004年結成、男性ギターヴォーカルと女性リズム隊によるスリーピースバンドだ。強靭なロックサウンドに生活感に満ちた歌詞という「生活密着型ラウドロック」を生み続け、幅広い世代に愛されている。

爆音の音出しリハを終えたあと、本編は「New Gingeration」からスタート。漬物「岩下の新生姜」をテーマにした楽曲でさまざまなレシピのアイデアを紹介していくナンバー。ちなみに企業公認ソングである。

「音楽界を代表する筋肉・西川貴教さんのフェスで軟弱なカラダでいるわけにはいかないでしょう!西川さんはみんなの筋肉が見たいはずだ!生足魅惑のマーメイドになるために、次の曲はみんなでスクワットしましょう!」そんなMCに続いて披露されたのは「筋肉マイフレンド」。筋肉の名称を解説しながら間奏部分では実際にバンドメンバーと会場ひとつになってスクワットを行った。続く「牛乳推奨月間」は新型コロナウイルスの影響によって牛乳や乳製品の原料となる生乳が供給過多になった問題を受けて制作された楽曲だ。「島国DNA」は彼らが十八番である日本の心シリーズ1曲。さまざまな魚の種類と食べ方をアツいロックに乗せて歌い上げていくが、楽曲の最後には「今歌った魚、琵琶湖には一匹もいないんですけどね」というオチも。

続くMCでは、主催の西川貴教と彼らの前に雷神ステージへ出演していた「アイドルマスター SideM」をモジったMCを行い爆笑をかっさらう。(この時の様子が、打首獄門同好会の公式ツイッターでアップされています。 https://twitter.com/uchikubigokumon/status/1571478772582588417

「カンガルーはどこへ行ったのか」はテレビ東京系の子ども向け教育番組「しまじろうのわお!」の歌のコーナーに書き下ろした楽曲。演奏前のMCでは、イナズマ出演直前に発表された『しまじろうのわお!10周年企画「うたダンスフェス」好きな歌・ダンスランキング』において、この曲が堂々の1位を獲得したことを報告。ギターヴォーカル・大澤は「嬉しいけど、本当に大丈夫かな…」と心配そうに語っていたが、遊び心と優しさ、ユーモアに満ちたピースフルな楽曲だ。

「地味な生活」は、タイトルどおり地味な生活について、ゴージャスなサンバ調で楽曲に昇華した打首獄門同好会ならではのセンスが炸裂した楽曲。中盤には「滋賀県行きたい!滋賀県行きたい!滋賀県行きたい!」と歌われるパートもあり、イナズマオーディエンスへのサービスセンスも忘れない。

「この2年間、この場所を、ライブという空間を守るために所沢山の人が闘ってきました。西川さんはその筆頭の1人だと思っています。本当にありがとうございます!」

最後はライヴの定番曲であり、打首獄門同好会の存在と音楽スタイルを世に知らしめた名曲「日本の米は世界一」で最高潮に盛り上げて締めくくった。確かな音楽性と、独自の着眼点、フックしかないフレーズセンスはもちろん、予備知識一切不要、初見大歓迎な超強力ライブバンドとして絶大な支持を得ている彼ら。この日、打首獄門同好会のLIVEを初体験した人がいたならば、きっと心を奪われたに違いない。

【SET LIST】

SE ノーマルウンザSE
1 New Gingeration
2 筋肉マイフレンド
3 牛乳推奨月間
4 島国DNA
5 カンガルーはどこへ行ったのか
6 地味な生活
7 日本の米は世界一

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