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【雷神ステージ】04 Limited Sazabys

2022.09.18 (日)

続いて登場したのは“フォーリミ”の愛称でも親しまれている04 Limited Sazabys。メンバーはGEN(ベース・ボーカル)、HIROKAZ(ギター)、RYU-TA(ギター・コーラス)、KOUHEI(ドラムス・コーラス)の4ピース。彼らは2014年にフリーエリアの風神ステージ、2016年に雷神ステージのオープニングアクト、2017、2018年と雷神ステージ出演と、イナズマロック フェスの歴史と共に着実に成長を遂げてきたバンドでもある。

数々のロックフェスで鍛えてきた彼らもリハーサルから「knife」「nem…」などのナンバーを演奏しながらサウンドチェックを行い、本編は「midnight cruising」からスタートした。親しみやすさとロックが持つ強靭さを体現した彼らの楽曲に早くも魅了されていく。続いて演奏された「Kitchen」は、歌詞の断片からメンバーのキッズ時代の光景も浮かぶ名曲。楽曲センスはもちろんながら、GENの唯一無二のボーカルと相まってフォーリミの世界を作り上げていく。

「2022年9月17日イナズマロックフェス、どこにもないここへ」という一言から始まった「Now here, No where」、そして「Cycle」「message」「fiction」「fade」「escape」と全速力の直球サウンドを畳みかけていく。

「滋賀の水を全部抜きに来ました。04 Limited Sazabysです!3年ぶりの開催おめでとうございます!僕らは名古屋のBANDなんですけど滋賀県はもう名古屋の親戚のような気持ちもしていて。実際、滋賀に親戚がいるっていうのもあって、滋賀とはパートナーシップを結んでいるような気持ちでいます!」

「8年前、あっちの風神ステージに出て、その時初めて話したんですが、どうやら僕らは『持ち時間が少ない』と言っていたそうで…僕は全く覚えていないんですが(笑)。ただ、そういうアティテュードを気に入ってくれたのか、西川さんはいつも大事な時期に力を貸してくれている存在です。ありがとうございます!風神から始まって雷神を何度か出させてもらっているので、もう気持ちはホームみたいなもんです!」

「僕らも地元でYON FESっていうのをやっているのでわかるんですが、これだけ沢山の人と一緒にフェスを続けていくのは本当に凄い。滋賀でイナズマロックフェスを知らない人っていないんじゃないですか?イナズマの未来に光が差しますように!」

GENのやんちゃな一面も顔を見せたMCのあとにはSPECIAL GUESTにスカパラホーンズ(NARGO、北原雅彦、GAMO、谷中敦)を迎えて 「swim」を特別コラボレーションで披露(ちなみにスカパラのメンバーは先ほどのステージとは別の白いスーツに着替えての登場であった)。GENは「さっきは僕が呼んでもらって今度は出てもらったので…交換日記みたいな感じ!」と笑い合いながらも、お互いの個性が絶妙に溶け合う全員が笑顔になってしまうハッピーな瞬間だった。

「僕ら、またちょっとだけ強くなって帰ってきます。」というMCのあとには 「monolith」へ。明るく切ないメロディーに乗ってセンチメンタルな日本語の歌詞が心に飛び込んで来るナンバー。完奏後にGENは「もう少し時間があるみたいなんで、あと1曲やります」と予定になかった「Remember」を演奏。1分未満の楽曲ながら、爽快感と同時に心地良い余韻を残して締めくくった。

【SET LIST】
1 「midnight cruising」
2 「Kitchen」
3 「Now here, No where」
4 「Cycle」
5 「message」
6 「fiction」
7 「fade」
8 「escape」
9 「swim」(withスカパラホーンズ)
10 「monolith」
11 「Remember」

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