BLOG

最新のブログ情報をチェック

【雷神ステージ】Fear, and Loathing in Las Vegas

2022.09.18 (日)

続いてのACTは、Fear, and Loathing in Las Vegas。彼らはこれまで2015年、2017年、2018年と出演しており、今回で4度目となる。転換中のリハーサルでLIVEさながらに音を出し、会場を温めまくるスタイルも彼らの特長と言える。

「NEXT ARTIST」を知らせる映像を挟んで爆音のSEが乗るとメンバーが登場。いきなり最高潮のテンションでステージ左右の花道を所狭しと駆け回り手拍子を煽っていく。オープニング・ナンバーは「Acceleration」。極端なまでの激しさと鮮烈なキャッチ―さ、ヘヴィなリフにユニークなシンセサウンド、ハイトーンボイスとスクリーモ、複雑なリズムアンサンブルに予測不可能な楽曲構成…バンドの武器や魅力を全て詰め込んだかのような楽曲で序盤から容赦のない攻めのLIVEを展開する。2曲目は「Burn the Disco Floor with Your “2-step“!!」。タイトル通り彼らの楽曲の中でもダンサブルなナンバーだ。「踊れ!」という声と共に会場の熱をさらに上げていく。

「神戸のFear, and Loathing in Las Vegasと申します。僕らはフェスのルールがある中でも絶対に楽しませることが出来るバンドなので、皆さんもそれぞれの楽しみ方で一緒になって盛り上がっていこう!」というMCの後には哀愁を感じさせるメロディや、ピアノソロも印象的な「Just Awake」へ。その後の「Thunderclap」も彼ららしい1曲で、この日のハイライトの一つと言える盛り上がりに。目まぐるしく変わる展開と絶対に飽きさせないアイデアが凝縮されており、どれだけ難解複雑であっても初めて聴く人までノれてしまう。

「Let Me Hear」はひたすら美しいメロディが素晴らしい楽曲だが、そうした曲でのバンドのアレンジこそ遊び心が炸裂しており、「何が起こった!?」と心底驚かされる間奏部分も最高である。

Soによる「西川さんには以前からお世話になっていて、縁があって以前、1曲楽曲を提供させてもらったこともあったんですが(会場から拍手が起こる)…あ、ありがとうございます!さっき、Taikiさんと会場内のトレーニングルームに挨拶に行った時に、西川さんから『Taikiは服をもっと攻めろ!』と言われまして…Taikiさん、今回はこのような衣装になりました!」というMCのあとには「Virtue and Vice」。両手を合わせて左へ右への突き上げるアクションもお馴染みの楽曲だ。

最後のナンバーは激しい高速ビートに合わせて踊りまくる「Massive Core」。一切の出し惜しみをせずどこまでも彼らの流儀を貫いた痛快極まりないステージであった。

【SET LIST】
1 Acceleration
2 Burn the Disco Floor with Your “2-step“!
3 Just Awake
4 Thunderclap
5 Let Me Hear
6 Virtue and Vice
7 Massive Core

ARCHIVES

2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021