9/21sat - 22sun

FREE AREA: 開場10:00
LIVE AREA: 開場12:00/開演14:00
※雨天決行 (荒天の場合は中止)

滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場

送迎車を含むお車でのご来場は固くお断りいたします!
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BLOG

DAY2【雷神ステージ】ももいろクローバーZ

2019.09.22 (日)

百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れにからなる”週末ヒロイン”ももいろクローバーZが「イナズマロック フェス 2019」DAY2雷神ステージに登場!イナズマ初となる大トリに抜擢され大きな勲章を手にした4人の妖精がイナズマのステージに帰ってきた。

 

モノノフ(ももクロファンの呼称)で埋め尽くされ開演前から異様な盛り上がりを見せるなか、大トリのプレッシャーを一切感じさせない笑顔で姿を現す。オープニングの煽りムービーに続き、ダウンタウンももクロバンドの演奏で「労働讃歌」で口火を切ると、華麗なダンスと共に4色のペンライトに埋め尽くされた会場から盛大なコールが響き渡る。「サラバ,愛しき悲しみたちよ」では、見事に彩られたペンライトの海が大きく揺れ、ももクロの4人を後押しする声援が強烈なグルーヴを生み出した。変幻自在のメロディとリズミカルな演奏が印象的なポップチューン「マホロバケーション」では、4人のキュートな歌声とテクニカルで痛快なダンスで会場を魅了し視線を釘付けにする。

 

「みなさん盛り上がってますかー!?(玉井詩織)」「もっと声出せるのかー!?(佐々木彩夏)」「イナズマロックフェス盛り上がっていけるのかぁー!?(高城れに)」「お前ら全員飛ばしてけー!!(百田夏菜子)」

 

ここでGARLIC BOYSの名曲をももクロ流に大胆にリメイクしたアグレッシブなナンバー「あんた飛ばしすぎ!!」を投下!ももクロ史上最速のパンクナンバーでイナズマをさらなる熱狂へと導き、会場に集結した”滋賀ノフ”との距離を一気に縮める。その一体感のあるパワーはももクロの4人を盛大に後押しし、それに呼応するように巨大なステージを所狭しと駆け回り笑顔を振りまいた。

「みなさんこんばんは!イナズマロックフェス二日目のトリを任されたということで、実は西川さんからトリをやってくれないかと直接手紙をいただきまして、断らなきゃという気持ちと、断るなんて贅沢なことはできないよなっていう気持ちでしたが、せっかくなんで楽しませていただきます(百田)」

 

今年、雷神ステージのトリを任されたいきさつと、その時の複雑な心境を報告する百田夏菜子。謙虚な姿勢ながら常に前へ進むことを選択するももクロの芯の強さを感じる。ももクロのエンターテインメント性溢れるステージは、まちがいなく大役に恥じないパフォーマンスだ。バンドのメンバー紹介を経て「ココ☆ナツ」へ雪崩れ込むと、盛り上がりは一際激しいものとなり”♪コココ コーコ コッコッコー♪”のサビに合わせて会場中にコミカルなダンスが広がる。

 

「天国のでたらめ」では感情を込めて歌い上げ、緩急をつけた選曲でオーディエンスを魅了。ピアノのイントロとポジティブな歌詞が印象的な「走れ!」で本編を終えた。アンコールが鳴り止まないなか、再びステージに登場したももクロのメンバーは、無邪気な笑顔で「ありがとうございます」と伝えると「笑一笑 ~シャオイーシャオ!~」を披露。4人体制になって初のシングルとなったこの曲は、まさに王道アイドルチューン。ももクロらしさ全開で自然と笑顔になれる楽曲で、明るく弾け飛んだ。ポジティブな歌詞をストレートに歌えるのも彼女らの強みである。

 

 

いよいよ、ももクロのステージ、そして今年のイナズマもクライマックスへ突入。百田夏菜子が「さぁ次の曲が最後となります」と告げると、高城れにが「ちょっと待ってください」と切り出し寸劇が始まる。

 

「ちょっとライブ止めてもらっていいですか?この二日間の最後の曲ってことなんだからさ……このビッグネームが並ぶ中でやっぱり私たち大トリってキツくない?みんなも薄々思ってたでしょ?神様、一度だけなら約束を破ってもいいよね?今だけ……今だけあの人の夢を見させて」

 

高城れにの言葉をきっかけに、どこかで聞き覚えのあるイントロが流れてくる。その曲は……T.M.Revolution「Meteor」だ!!そしてイントロをバックに西川貴教が登場するサプライズ!!この日、2ステージをこなしたとは思えない強靭な歌声を響かせ、ももクロメンバーはダンサーとなって(演奏はダウンタウンももクロバンド)奇跡のコラボレーションが実現した。

 

トリを引き受けてくれたももクロと最後まで会場に残ってくれたファンのために、今年出演がなかったT.M.R.の曲を披露する西川の心意気に、会場は歓喜に包まれたが、歌い終えた西川は「全然良いんだけど…これ始まる前のくだり必要?(笑)」と不満そうな表情。ももクロの4人は「やったー!やったー!」と大はしゃぎしながら「西川さん登場へのフリだよ!」と説明。「あのフリ、心配だったんだよ(高城)」「いや、あんなことするから心配なんだよ(西川)」とツッコミ笑いを誘った。

 

さらに西川は「今の曲で終わるのも素敵なんですけど、せっかくなのでもう一曲やらせてもらってもいいですか!?」と絶叫し、遅くまでバックヤードに残ってくれたミクロマンサンライズ!!!、BOYS AND MEN、打首獄門同好会、キュウソネコカミの四組を呼び込み”あの曲”を披露。

 

「イナズマロック フェス 2019」ラストを飾るナンバー、”水の未来に声を上げろ”をテーマに掲げるイナズマのアンセム「Lakers」を最後まで残ってくれた会場と大合唱しイナズマ史に刻む大団円を締めくくった。

 

「改めて、今日出演してくれたすべてのアーティストに盛大な拍手を!(西川)」「そしてこの時間まで、この雨のなか残ってくれた全員の仲間たちに拍手を!(西川)」「イナズマロック フェス最高――――!!!(西川)」「また来年、ここで会おうぜ―――!!!(西川)」

 

会場のみんな、そして出演アーティストたちと大きな喜びを分かち合い「イナズマロック フェス 2020」に向けてまた新たな第一歩を踏み出した。

 

◆SET LIST◆
SE.OVERTURE
1.労働讃歌
2.サラバ,愛しき悲しみたちよ
3.マホロバケーション
4.あんた飛ばしすぎ
5.ココ☆ナツ
6.天国のデタラメ
7.走れ!

 

ENCORE1
1.笑一笑 ~シャオイーシャオ!~
2.Meteor(with西川貴教)

 

ENCORE2
1.Lakers(with ももいろクローバーZ/BOYS AND MEN/打首獄門同好会/キュウソネコカミ)

 

ももいろクローバーz OFFICIAL HP