2015.09.20 (日) 21:52
【雷神ステージ】UVERworld

17:40

昨夜、圧巻のLIVEを見せつけたUVERworld。
イナズマ2DAYS、2日目の今夜はドラムソロからスタートする。
メンバーから少し遅れて登場したTAKUYA∞は、
いつものようにステージ上を軽やかにジャンプする。
1曲目は前作のシングル「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」に収録されている「Collide」。
イントロ部分では、楽器隊全員がパーカッションを担当するのだが、
この手法は、他にもいくつかの楽曲で取り入れられており、
バンド間の良好な空気、そして絆の深さを表しているとも言えるアプローチだ。
06.UVERworld-1
間髪入れず披露された「ナノ・セカンド」では、
「音をひとつならすだけで、言葉を一つ放つだけで、マジ最高だな!イナズマ!」
と叫び、全身で喜びを表現するTAKUYA∞

3曲目は最新シングル「I LOVE THE WORLD」。
左右に設置された大型ヴィジョンには、
デジタル処理されたメンバーの姿を重ねて映し出される。
一聴すると、激しいエレクトロビートをメインにした
ダンサブルなナンバーという印象を受けるが、
聴くほどに、体験するほどに、彼ら流の“ROCK”のスピリットも凝縮された
骨のある楽曲であることがわかる。
06.UVERworld-2
「改めまして。滋賀県草津が“地元”のUVERworldです。
俺たちがここで、中途半端なLIVEをして帰れるわけがない」
そう語りながら、地元の小さいライブハウスでLIVEを行っていた頃のことを語る。

「当時、絶対に無理だって言うヤツもいたけど、
どこのどいつが俺たちの未来に絶望したってかまいやしない」
というMCから
最新アルバム『Ø CHOIR』収録の「在るべき形」へ。

現在、彼らのLIVEでは、ヴィジョンに映像と合わせて歌詞も映し出す演出が
多く取り入れられている。
最初は迷いもあったそうだが、歌詞を大切にするバンドという自覚から、
現在は、自分たちに合っている表現方法だと確信しているとの事。
事実、歌詞を視覚でとらえることで、
初めて彼らのLIVEを見るオーディエンスにとっての入り口としては最適だ。
さらに、UVERworldを深く愛するCREWにとっては、
楽曲の放つメッセージを、より強く噛みしめることも出来る。
まさに、彼らのLIVEの在るべき形なのかもしれない。

「俺、今日がUVERworld史上最高の、
イナズマロックフェス史上、最高のLIVEが出来るって、本気で思ってるから。
俺だけか?!そう思っているのは!?」
という言葉に続いて演奏されたのは「NO.1」。

そこから、現在のUVERworldのLIVEにおいて、
最も外せない楽曲の一つと言える「IMPACT」へ。
TAKUYA∞も曲中に叫んでいたが、この曲のサビで起きた大合唱は、
フェス史上、最高潮の沸点を更新した瞬間だったように思う。
06.UVERworld-3
続く「PRAYING RUN」も、最新シングル収録のナンバーであり、
この曲も、まさに現在のUVERworldの魅力の全てが詰め込まれた最重要曲。

「ありがとう!本当に今がフェスだってことを忘れるような最高のLIVEでした!
俺、滋賀が嫌いだったんだよ。好きなアーティストが全国ツアーで関西に来ても、
岐阜まで来たのに滋賀を飛ばして京都に行っちゃうんだよ(笑)

その後、夢を持った時も、
滋賀にいるのは、なんかハンデがあるような気がしたんだよ。
東京とか都会はキラキラしてる気がして。
でも、今は滋賀県には滋賀県にしかないいいところがある気づけた。
要するに、どこにいたって夢は追いかけられる。
みんな滋賀には夢があるぜ!どんな夢だって叶えられれるからさ。
向いてる向いてないじゃない。やりたいことやって生きて行こう。
そんな思いで俺たちはやっています。」

最後に演奏された楽曲は、「7日目の決意」。
TAKUYA∞が夢の中で聞いたメロディを、カタチにしたというこの曲。
生きるということへの想いと素晴らしさを伝えてくれる一曲だ。

すべての演奏を終えると
「新しい時代に足跡つける。
 俺たちが…滋賀県草津発…UVERworldだ!よろしくどうぞ!
 最後は俺たちも思いっきり楽しませてもらいます!」
と満面の笑みで叫び、
ラストのT.M.Revolution、西川貴教に情熱のバトンを渡した。

・SET LIST・
1.「Collide」
2.「ナノ・セカンド」
3.「I LOVE THE WORLD」
4.「在るべき形」
5.「NO.1」
6.「IMPACT」
7.「PRAYING RUN」
8.「7日目の決意」

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