表情のある歌声に吸い込まれそうになり、
圧倒的なカリスマ性と
日本人離れしたパフォーマンスが魅力のASH DA HERO。

｢今日は名前だけでも憶えて帰ってくださいなんて思っていません。
しっかりファンになって帰ってください。伝えたいことはすべて歌で伝えます」

他のバンドとは一線を画す強い気持ちで、
風神ステージに集まったファンにそう訴えかけ、
“夢に向かって突っ走るボーカリスト”
そんな意思を克明に提示するかのような
感情溢れる歌声に吸い込まれる。

ASH DA HEROにとってこの日が初めての野外フェス出演となったが、
｢けどやっぱり、あっち(雷神)のステージに行きたい｣
と素直な気持ちをストレートに吐き出す。

ラストの｢Prologue｣では、ステージを降り
客席に身を投じながら熱く雄たけびを上げ、
胸に秘めた熱いキモチをあそこまでストイックに表現できるのは、
ASH DA HEROだけかもしれない。
今後の活動に期待を抱くステージだった。

SETLIST
1.THIS IS LOVE
2.WAKE UP ROCK AND ROLL BAND
3.GOOD MORNING HELLO GOOD BYE
4.からっぽの街
5.Prologue