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【雷神ステージ】T.M.Revolution

13:18。

大きな歓声に包まれ、T.M.Revolutionが登場。
フェスの主催者が初日のトップバッターという事もあり、当然ながら会場の期待値は高い。
リズミカルなBGMの中、あえて大きな演出を排しステージへ登場する西川。
迷彩柄を基調にしたシンプルな装いだが、差し色の鮮やかなオレンジが効いている。
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演奏は「HIGH PRESSURE」からスタート。
代表曲でありながら、これまで何度も進化を遂げてきた楽曲だが、
今回もかなり大胆なリ・アレンジが施されており、早くも観客の度肝を抜く。
続く「HOT LIMIT」では、ところどころフュージョン的なアンサンブルも。
常に楽曲がアップグレードされ続けるT.M.R.の現在進行形を、これでもかと叩きつける。
3曲目は、現在、CMソングとしても大量オンエアされ
話題を呼んでいる最新シングル「Phantom Pain」。
音源から、さらにロック色が増した演奏が会場に響き渡る。

西川「この天気を見てください!こんなフェス日和ありますか!?
  今日はもう楽しい事しか考えたくない!楽しい事だけに集中しましょう。いけるよな?!」

西川は会場を見渡し微笑むと
「せっかくのイナズマロックフェス。特別なことを…!」と語り、スペシャルゲストを呼び込む。
ステージに現れたのは、このあと「雷神ステージ」でのライブが控えているMay.J。
なんと、セルフカバーアルバム『UNDER:COVER2』に収録されていた「last resort」の
アルバムversionを、2人で初めて生デュエットするという。
うれしいサプライズに会場からはさらに大きな歓声があがる。
晴れ渡る大空から降り注ぐ光と、湖畔からそそぐ心地良い風の中、
2人の完璧なハーモニーが響き渡った。
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続く、「突キ破レル‐Time to SMASH!」、「Thread of fate」も、
演奏の細部に複雑なキメを加えた攻めのアレンジに生まれ変わっている。

「あっという間にラストの曲ですが…フェスはまだまだこれから!
さぁ、一日めいっぱい楽しんで行けよ!」


最後の曲はライブには欠かせない鉄板曲「SHAKIN LOVE」で最高潮まで盛り上げた。

開催から6年目を迎え、「イナズマロックフェス」が
地方型ロックフェスとしても、地元のお祭りとしても完全に定着してきているわけだが、
「落ち着くつもりなど、全くない」とでも言うような、
西川の気合いと本気度がビンビン伝わってくる圧倒的熱量を感じさせるステージだった。

●SET LIST●
「HIGH PRESSURE」
「HOT LIMIT」
「Phantom Pain」
「last resort」 with May.J 大島こうすけ
「突キ破レル‐Time to SMASH!」
「Thread of fate」
「SHAKIN LOVE」

Copyright © イナズマロック フェス 2014 事務局